willam hill

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とても嫌な予感を覚えながら、ディノの三つ編みを自発的にぎゅっと握ると、そちら側から来るものを遮ってくれるかのように、ベージが前に進み出てくれる

「ひ、姫人形はお断りします!絶対に見てはいけない系のものの気がするので、姫人形だけは!!」「ごめんね、ネア」「ゼノ?!」それはもう確定の謝罪ではないかと、ネアが震え上がったその時だった

何か質量のあるものが物凄い速さでこちらに向かって来るような音がして、ネアは魔物の乗り物の上でびゃっと飛び上がる

「ネア、顔を伏せているといいよ」「ふぁい

み、見ないように顔を伏せていますね

…………み、みぎゃ?!」しかし、その判断をするには、いささか手遅れだったようだ

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ぞろりと近くの建物の壁に現れたのは、四つん這いのような体勢で壁を登る金髪の女性の姿で、関節のある手足の様子から間違いなく人形である

「…………通常の、ホールルの人形も逃げ出す時間帯でしたね」そう呟いたベージに、グラストも小さく呻いている

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いつの間にか遮蔽空間が解けたらしく、周囲には脱走した姫人形を一目見ようと、わらわらと集まってきた領民達の姿もあり、お祭りらしい賑やかさが戻ってきた

「…………きゅっ」しかしネアは、壁を這い登る姫人形を見てしまったことで、心の容量がもう限界に達し、くしゃくしゃになってディノにへばりつく

「…………あの人形も、かなりの魔術を纏っているのだね」「仮面を作った魔術師が、理想のお姫様を作ったんだって

エーダリア達も、出来が良過ぎるとみんなが気持ちを動かされるから、魔術を集め易いって心配してたよ」この会話を聞くに、姫人形もなかなかに手強い山車人形なのだろう